奈良

奈良県総合
リハビリテーションセンター

〒636-0345
奈良県磯城郡田原本町大字多722

施設の特徴

奈良県総合リハビリテーションセンターは、回復期医療・福祉の拠点としての役割を果たしてきました。
リハビリについては、理学療法士27人、作業療法士29人、言語聴覚療法士8人の計64名の陣容で治療にあたっています。4階の回復期病棟(50床)で扱う疾患は、急性期治療を終えた方が中心で、脳卒中、頭部外傷、脊髄疾患、神経変性疾患、など多種多様です。
また、3階の一般病棟(50床)では、脳性麻痺患者さんの矯正術、脊椎除圧術・固定術など他の施設ではあまり扱っていない症例の治療や運動器疾患の術後の方(変形性股関節症、変形性膝関節症、大腿骨近位部骨折、脊椎圧迫骨折)、近隣の開業している先生方からご紹介された急性期疾患患者(主に骨折)の治療を行っています。
年間手術件数は約150件です。

具体的な研修内容

6か月コース

一般行動目標:各種リハビリテーションを適切に処方する。
行動目標:
①リハビリテーションの概念を理解し、述べることができる。
②リハビリテーション専門職(PT,OT,ST,MSWなど)、看護師とのチーム医療の意義、必要性を理解し、医師としての役割を果たすことができる。
③高齢者・障害者に対する社会福祉制度について理解し、述べることができる。
④脳卒中の診断、病型分類、損傷部位による障害の理解、リハビリテーション処方、合併症管理、摂食・嚥下障害の診断と治療ができる。
⑤神経・筋疾患、脊髄損傷、運動器疾患、廃用症候群、などの病態を理解し、リハビリテーションの処方とアプローチができる。
⑥地域の社会資源を理解把握でき、適切な資源利用とマネージメントができる。地域スタッフとの交流ができる。
⑦他病院との連携がスムーズに取れ、地域で患者さんを支えるという視点を理解できる。
(リハセンターは6カ月で十分と思われます)