奈良

奈良県立五條病院

〒637-8511
奈良県五条市野原西5丁目2-59

施設の特徴

当院は、奈良医大整形外科関連病院の中で県内最南部に位置します。奈良医大のある奈良盆地の外側であり、奈良県南部の広大な吉野山脈エリアへの入り口に位置します。このような立地条件から、南部の僻地地区の医療に責任を有しており、診療も地域医療が大きな割合を占めます。一方で,南部の山岳地帯からの出口という立地条件から、古くから開発がなされてきた地方都市の面もあります。地域に唯一の病院であり、住民が繰り返し、継続して受診されるため、長期経過を診ることができることが特徴です。

具体的な研修内容

1年コース

現在当院は、2名の常勤整形外科のみしかいないため、多数の症例や手術を経験するには不適ですが、周辺に後方支援病院がないため、一人の患者さんを、外来、入院、手術、リハビリ、退院後の通院と一連の経過で診療できる利点があります。当院を選択された先生には、なるべく担当の患者さんを一貫して診察していくことを学んでほしいと考えています。高齢者の骨粗鬆症関連骨折の診断、治療、リハビリを主に学んでもらう計画です。

6か月コース

当院は奈良県南部の僻地医療の支援病院として位置づけられています。半年の短期コースでは、これらの僻地診療所への実地研修、短期留学などをカリキュラムに取り入れていきたいと計画しています。
(これは計画です。現状の二名では実際に僻地診療所への支援は行けていません。今後の期待もこめてこのように書きました。)