研修プログラム

TRAINING
研修
TRAINING
研修
2018年度より、新専門研修制度による整形外科研修プログラムが正式にスタートしました。整形外科専門医を取得するためには、研修プログラムに則り、1ヶ月1単位として、3年9か月で45単位の取得が必要となります。また手術は160例以上、そのうち術者として80例以上の経験が必要です。研修プログラムへの参加登録は、日本整形外科学会ホームページにて10月中旬を目途に「日本専門医機構による参加登録システム」へのリンクが公開されますので、必ず本人が参加登録を行ってください。
脊椎 | 6単位 |
上肢・手 | 6単位 |
下肢 | 6単位 |
外傷 | 6単位 |
リウマチ | 3単位 |
リハビリテーション | 3単位 |
スポーツ | 3単位 |
地域医療 | 3単位 |
小児 | 2単位 |
腫瘍 | 2単位 |
流動単位 | 5単位 |
初期研修終了年の5月初旬に、後期研修4年間の病院マッチングを行います。
まず入局後、4月~6月まで、大学で研修していただきます。同期との絆を深めてください。大学の専門に特化した先生や、他科との交流も図れます。
整形外科の基本のひとつは“外傷の取り扱い”です。したがって、最初の2年間は運動器外傷に習熟するために、外傷患者の診療を比較的多く扱う(手術件数の多い)病院で研修しましょう。同門会誌の手術件数欄を参考にしてください。
小児、リハビリ、腫瘍、重度外傷は研修できる病院が限られていますので、大学病院やリハビリセンター、大学救急科などで3-6か月間研修します。
最後の1年間は、流動単位を利用してより専門性の高い治療を多く扱っている病院で研修します。希望があれば、研修終了後2年間勤務への延長は可能とします。
整形外科の中でもスポーツ整形外科および関節鏡手術を中心に回るコースです。
スポーツに伴う外傷や各部位の故障を取り扱います。疾患にもよりますが、保存療法、非手術療法が治療の基本になります。そのため、リハビリテーションやリコンディショニングに対する深い知識の習得を目標としていますが、手術による機能再建が必要となる病態もあるため、低侵襲の関節鏡手術を中心とした外科的技術も同時に習得します。
研修病院
グループA スポーツ選手を多く治療
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
奈良県立医科大学 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
奈良県総合医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
宇陀市立病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
田北病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB スポーツの単位を取得
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
済生会奈良病院 | ○ | ○ | ○ | |||||||
阪奈中央病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
市立奈良病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
済生会御所病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
倉病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
大和橿原病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
済生会中和病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも関節リウマチを中心に回るコースです。
リウマチ関連疾患の診断・治療について理解・習得することを目標に、日本整形外科学会認定リウマチ医あるいは日本リウマチ学会に所属する指導医のもとで研修します。現在のリウマチ整形外科医は薬物療法、外科的治療、さらにはリハビリの知識が必要となります。関節リウマチコースではそれらを網羅できるようにコース設定します。
研修病院
グループA リウマチの集学的治療を研修
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
奈良県立医科大学 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
南奈良総合医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
市立奈良病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
奈良県総合医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB リウマチの単位を取得
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大手前病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
大和橿原病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
宇陀市立病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
医真会八尾病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
西奈良中央病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
平成記念病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも運動器リハビリテーションを中心に回るコースです。
運動器疾患の診療の一環としてのリハビリテーションについて理解し修得するコースです。保存療法としてのリハビリ、手術後のリハビリなど、多岐にわたる研修で運動器リハビリテーションを網羅できるようにコース設定しています。奈良県立医科大学附属病院、奈良県総合リハビリテーションセンター、平成記念病院では日本リハビリテーション医学会専門医の取得も可能です。
研修病院
グループA リハビリテーション専門医を取得
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
奈良医大附属病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
奈良県立総合リハビリテーションセンター | ○ | ○ | ○ | |||||||
平成記念病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB リハビリテーションを中心に研修
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
奈良県総合医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
市立奈良病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
富田林病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
阪奈中央病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
大和高田市立病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
医真会八尾病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
田北病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
宇陀市立病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも下肢を中心に回るコースです。
外傷一般ならびに下肢の慢性疾患・スポーツ傷害を中心に研修します。本学整形外科では下肢の専門グループとして、股関節・膝関節・足の3つのグループがあります。グループAの病院で下肢を専門とする指導医のもとで下肢関節手術に立ち会いながら整形外科一般を幅広く2年間かけて研修し、グループBの病院でそれぞれの専門分野をより深く研修します。
研修病院
グループA 下肢の集学的治療を研修
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大手前病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
奈良県総合病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
大和橿原病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
医真会八尾病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
東大阪病院 | ○ | (○) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB 下肢の単位を取得
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
済生会御所病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
済生会奈良病院 | ○ | ○ | ○ | |||||||
高の原病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
西和医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
大倭病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
岡波総合病院 | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも外傷を中心に回るコースです。
整形外科外傷を中心に技術及び知識を習得できるコースです。一般外傷はもちろん、3次救急にまで精通した整形外科医を育成することを目的としています。最初の2年間は中規模以上の急性期病院(グループA)で研修し、特殊単位習得期間中にも最低3ヶ月は奈良医大救急科で研修を行います。その後は外傷基幹病院(グループB)で1年間の研修をしていただきます。
研修病院
グループA 外傷の集学的治療を研修
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
市立奈良病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
医真会八尾総合病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
岡波総合病院 | ○ | ○ | ○ | |||||||
松阪中央総合病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB スポーツの単位を取得できる研修病院
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
宇陀市立病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
平成記念病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
高の原中央病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
田北病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
南奈良医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
倉病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
国保中央病院 | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも上肢を中心に回るコースです。
上肢とは、肩、肘、手、指の関節が相当し、これらの関節に対する治療を主に行います。「肩」については骨だけでなく軟部組織に対する理解とアプローチが必要です。「手」は非常に複雑な機能をもち手術も多岐にわたるため、専門医制度が制定されています。手・指に対する手術はとても繊細な手技が必要とされるため、移植手術を行う外科医を目指す先生方もいます。
研修病院
グループA 上肢を中心とした外傷を学ぶ
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
市立奈良病院 | 手 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
医真会八尾総合病院 | 手 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
東大阪市立病院 | 手 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
済生会中和病院 | 手 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
平成記念病院 | 肩 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
宇陀市立病院 | 肩 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB 肩・手に対してさらなる知識を得る
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
田北病院 | 手 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ? | ○ | ○ | |
大和橿原病院 | 手 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
大阪暁明館病院 | 手 | ? | ○ | ○ | ? | ? | ○ | ||||
西奈良中央病院 | 手肩 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
大和高田市立病院 | 肩 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
奈良県立医科大学 | 手肩 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも骨軟部腫瘍を中心に回るコースです。
このコースでは、整形外科の基本領域に加え、集学的治療の実践については主に大学で研修を行います。骨軟部腫瘍は特に全人的・集学的な治療を要する領域で、手術はもちろん、薬物療法や放射線療法にも精通する必要があります。手術についても関節外科、脊椎外科、マイクロサージャリーによる再建など整形外科のあらゆる領域について一通りの知識を習得していきます。
研修病院
グループA 骨軟部腫瘍の集学的治療を研修
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
奈良県立医科大学附属病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
奈良県総合リハビリセンター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
大和高田市立病院 | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB 骨軟部腫瘍の単位を取得
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大和橿原病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
医真会八尾病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
田北病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも小児整形を中心に回るコースです。
小児整形外科コースでは、小児運動器疾患の診断・治療・予後について理解し修得することが可能となります。奈良県総合医療センター、奈良医大附属病院、市立奈良病院、東大寺福祉療育病院を中心に研修をしていただきます。小児整形外科の研修を網羅できるようにコース設定しています。奈良県総合医療センターでは小児の外傷や足の外科、側彎などの小児脊椎外科が研修できます。奈良医大附属病院では手足の先天性疾患や小児四肢脊椎の変形矯正を取り扱います。市立奈良病院では、手足の先天性疾患を取り扱います。東大寺福祉療育病院では小児股関節や麻痺性疾患の研修が可能です。いずれの施設においても小児科と連携し、小児運動器疾患を取り扱います。
研修病院
グループA 小児整形外科の集学的治療を研修できる研修病院
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
奈良医大付属病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
奈良県総合医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB 小児整形外科の単位が取得できる研修病院
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
市立奈良病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
東大寺福祉療育病院 | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも脊椎脊髄外科を中心に回るコースです。
脊椎脊髄外科コースは、診断・治療に関して専門性、特殊性が非常に強い分野ですので、一定期間専門施設での集中的な研修を要します。前半は脊椎脊髄疾患だけでなく、整形外科医として骨折の治療も含めた一般的な疾患も習得してもらいます。後半は、脊椎脊髄疾患を中心に診断学、手術も含めた治療法を研修してもらい、学会活動もしてもらう予定です。
研修病院
グループA 一般的な疾患と脊椎脊髄疾患を併せて研修
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
宇陀市立病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
市立奈良病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
松阪中央総合病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
市立東大阪医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
大手前病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グループB 脊椎脊髄疾患を集中的に研修
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香芝旭ヶ丘病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
奈良県総合医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
奈良医大附属病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
整形外科の中でも比較的地域に根差した病院を中心に回るコースです。
地域医療とは、けして僻地での暇な医療ではありません。地域医療を実践するためには、担当患者の訴えに対して自分の専門領域にこだわらず、他科との境界にまたがる疾患についても積極的に担当し、総合的に患者を診る能力が問われます。奈良県内、三重県内の高齢化の進む地域での研修は、今後さらなる高齢化社会を迎える医療の中で、必ず役立つ経験になることでしょう。
まず総合病院で約2年、整形外科医として必須となる基本的な診断能力や、救急対応能力、手術手技をしっかり学び、続く1〜2年はより地域に密着した医療を経験します。将来、開業を考えている方だけでなく、総合的な医療の視点から整形外科を学びたい方にお勧めです。
研修病院
グループ 地域により密着した病院
脊髄 | 外傷 | 上肢 | 下肢 | リウマチ | スポーツ | リハビリ | 腫瘍 | 小児 | 地域医療 | |
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南奈良総合医療センター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
岡波総合病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
松阪中央総合病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
倉病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
田北病院 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
募集定員 | 約13名 |
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選考方法 | 面接 |
必要書類 | 申請書、履歴書、医師免許証(コピー)、臨床研修修了認定書(コピー)あるいは終了見込証明書、健康診断書 |
お電話でのお問い合わせ
0744-22-3051
受付 平日9:00~18:00
4年間の研修を行うにあったって、数多い関連病院の中から4年分を選択するのは大変です。このため、ある程度自分の興味がある分野を軸にすることで、研修病院を決定しやすくなります。奈良医大では、以下のようなコース設定を行っていますので、以下の中から、いずれかを選択して研修単位を取得していただきます。