奈良

独立行政法人
国立病院機構
奈良医療センター

〒630-8053
奈良市七条2丁目789番地

施設の特徴

神経難病、結核等の政策医療を担いつつ、独法化以降、初代院長の専門である骨軟部腫瘍、現在は膝関節疾患の治療を中心に行っている。術前診断から手術、術後リハビリまで全てを担えて1症例とし、じっくり研修できる病院である。サブスペシャリティーは膝関節外科であり、関節鏡、骨切り、人工関節、各種手術全てを行っている。
腫瘍専門医外来がある為、骨軟部腫瘍の診断、手術の研修も可能である。
臨床研修が第一であるが、希望者はスポーツ医学研修や一緒に現場に出ること、再生医療の基礎研究を研修することが可能である。

具体的な研修内容

2年コース

以下の項目の実施、獲得を目指す
・膝関節疾患を中心とした下肢疾患および骨軟部腫瘍の診察、画像診断の習得
・膝関節鏡・膝骨切り・人工関節各手術の治療計画から到達度により執刀
・一般的な整形外科手術の手術計画から到達度に応じた手術の執刀、リハビリ指導
*希望者には膝関節、スポーツ、再生医学の各グループ、希望するグループの活動に一緒に参加して頂き、学会発表や論文作成にも挑戦する。再生医学では動物実験や幹細胞制御技術の研修、基礎研究の開始も可能である。

1年コース

以下の項目の実施、獲得を目指す
・膝関節疾患を中心とした下肢疾患及び骨軟部腫瘍の診察、画像診断の習得
・膝関節鏡検査及び一部の手術
・膝骨切り手術・人工膝関節手術の治療計画から到達度により執刀
・一般的な整形外科手術の手術計画から到達度に応じた手術の執刀、リハビリ指導
*希望者には膝関節、スポーツ、再生医学の各グループ、希望するグループの活動に一緒に参加して頂き、病院の枠を超えての専門分野での活動を共に行う。

6か月コース

以下の項目の実施、獲得を目指す
・膝関節疾患を中心とした下肢疾患の診察、画像診断の習得
・膝関節鏡検査
・膝骨切り手術・人工膝関節手術の治療計画、手術の助手
・一般的な整形外科手術の手術計画から手術助手(到達度により執刀)、リハビリ指導
*希望者には膝関節、スポーツ、再生医学の各グループ、希望するグループの活動を見て頂き、将来的に自らの専門分野を選択する参考にして頂く。

市立奈良病院

〒630-8305
奈良県奈良市東紀寺町1丁目50番1号

施設の特徴

特色として一般整形外科と四肢外傷センターの2部門で整形外科疾患に対応している。
当院は日本整形外科学会認定専門医研修施設、日本手外科学会認定専門医研修施設に指定されている。
整形外科全般の研修が可能であるが、サブスペシャリティーとして脊椎外科、関節外科、手外科、マイクロサージャリー、外傷整形外科について経験豊富な指導医がいるため専門分野での奥深い研修も可能である。

具体的な研修内容

2年コース

社会からの期待に応えることが出来る良質な整形外科医となってもらうことを目標とする。
●適切に診断、手術の適応が判断できるようにする。
●外傷の初期治療(デブリドマン、縫合、創外固定など)を習得する。
●やや難易度の高い手術(複雑骨折、腱縫合、椎間板ヘルニア切除、関節鏡手術など)の執刀が指導医の下でできるようにする。
●模擬血管などを用いてマイクロサージャリーの練習を行う。
●学会発表、論文作成を行う。
●整形外科専門医取得のための準備を行う。

1年コース

整形外科診療の基本的診察法および手技の習得後、以下の項目の獲得を目標とする。
●簡単な手術(大腿骨頚部骨折、単純骨折、腱鞘炎手術など)の執刀ができるようにする。
●術後管理、術後リハビリについて習得する。
●学会発表、論文作成を行う。

6か月コース

整形外科全般について基本的な知識と治療技術を身につけてもらうことを目標とする。
●整形外科外来診療法の基本を習得する。
●筋骨格系のXP、CT、MRIの読影法を習得する。
●関節注射、ギプス固定、骨折整復法、脱臼整復法などを習得する。
●関節造影、脊髄造影などの手技、読影法を習得する。
●一般的な整形外科手術の助手ができるようにする。

済生会奈良病院

〒630-8146
奈良市八条町4丁目643

施設の特徴

これまで数多くの膝疾患に携わってきた膝関節外科病院として、県下有数の歴史と伝統があります。対象年齢は小児・学童期から高齢者までと幅広く、対象疾患も多岐に渡ります。
特にスポーツ選手(レクレーションレベルからプロ選手まで)の前十字靭帯損傷・半月板損傷・反復性膝蓋骨脱臼に対する手術法、また中・高齢者の変形性膝関節症に対する高位脛骨骨切り術・人工膝関節置換術に実績があります。

具体的な研修内容

2年コース

外膝関節外科医の育成を目標とする。
-1年コースで記した内容+以下に記す内容。
・スポーツ障害の種目特性についての理解および対応
・発育期の膝疾患についての理解および対応
・中・高年者の膝疾患についての理解および対応
・各疾患に対する手術法の立案・選択にいたる理解
・手術助手および指導医の下での執刀
・整形外科専門医取得のための準備

1年コース

種々の膝関節疾患の習得を目標とする。
・スポーツ外傷・障害についての基本的知識の習得
・小児・中・高年者の膝疾患についての基本的知識の習得
・指導医の下での関節鏡手術の実践および手技の習得
・靭帯手術・人工関節手術などでの第1助手
・リハビリ分野の必要性および専門性の認識・理解
・学会参加・学会発表

6か月コース

整形外科全般について基本的な知識を習得することを目標とする。
・四肢・関節・体幹の診察および骨・関節の画像診断
・関節内注射・ブロック注射等の基本的手技の習得
・骨折・関節脱臼の発生機序の理解と整復法の習得
・四肢の比較的単純な骨折に対する手術加療を含む治療法の習得
・膝半月板損傷・各靭帯損傷・膝蓋骨脱臼・足関節部外傷などのスポーツ障害の発生機序と病態の理解および治療法の立案

済生会中和病院

〒633-0054
奈良県桜井市阿部323

施設の特徴

当院は桜井地区の中核病院で、外傷から慢性疾患まで幅広い医療を行っています。
総合病院であり、重症の内科疾患(透析の患者さんなど)の手術も、内科医や麻酔科医の協力の下に対応しています。また、小児の外傷も麻酔科や小児科などの協力で、手術を行っています。
高齢者の骨折例が多く、大腿骨転子部骨折・大腿骨人工骨頭置換術・橈骨遠位端骨折などの手術は、専攻医に主に受け持っていただく予定です。その他の外傷や慢性疾患も 経験豊富な指導医のもと、幅広い研修が可能です。

具体的な研修内容

2年コース

整形外科専門医制度専攻医研修プログラム(日本整形外科学会)に準じて習得します。
● 正確な診断、安全な治療の基本手技を習得します。
● 救急疾患、外傷の基本的診療能力を習得します。
● 外傷以外の重要な運動器疾患について理解、習得します。
上肢・手: 橈骨遠位端骨折など外傷を中心に手術を執刀していただきます。
         その他、ばね指・手根管症候群・肘部管症候群・母指CM関節症・関節リウマチ手関節形成術・鏡視下手術(肘関節、手関節)などの手術も指導医のもとに行っていただきます。
下肢  : 人工股関節置換術、人工膝関節置換術、膝鏡視下手術、下肢の外傷など指導の下に執刀
脊椎外科: 習得の程度に応じて、指導医のもと執刀
保存的加療: 関節リウマチの診断から治療(生物学製剤の使用まで)、骨粗鬆症など

1年コース

基本的には 2年コースと同様
初期の研修時には、外傷を中心に、適切な治療ができるように研修を行います。
基本的な手技を習得済みであれば、専攻医の希望により、領域を絞って研修を行います。

6か月コース

基本的な手技を習得済みであれば、専攻医の希望により、領域を絞って研修を行います。

済生会御所病院

〒639-2306
奈良県御所市三室20

施設の特徴

患者さんは御所市と葛城市の住民で70~80%を占め、地域の基幹病院としての色合いが濃いと言えます。
一次・二次救急を広く受け入れており手術症例は一般の急性外傷や高齢者の骨折が多く、全体の約70%を占めています。
慢性疾患ではTHA・TKA・膝関節鏡などのほか、足の症例やスポーツ障害の症例を扱っています。脊椎・脊髄疾患は大学の脊椎グループの協力を得て当院で手術を行なっています。
研修については、急性期病院としてごく一般的な整形外科疾患や外傷を多く取り扱っているので基本的な外傷のトリアージおよび初期治療を短期間でマスターすることが可能です。また、地域医療の現状や問題点について理解し体感することができると思われます。

具体的な研修内容

2年コース

1年コースの内容の精度を上げるとともに下記を目標とする。
一般的な外傷の治療については初期治療から手術および術後追跡まで自立して行えるようになる。
慢性疾患に対する手術(THA・TKA)の術前計画および指導医のもとで執刀ができる。
複雑な外傷についても指導医のもとで執刀ができる。

1年コース

半年コースの内容の精度を上げるとともに下記を目標とする。
救急患者の初期治療を自立してできる。
頻度の高い外傷の治療について手術適応や手術方法の判断が的確にできる。
比較的単純な外傷の手術については自立してできる。
研究会や学会で簡単な発表ができるようになる。

6か月コース

一般整形外科医として基本的な診察手技、画像の読影、外来での手技(脱臼や骨折の徒手整復・ギプス固定・関節穿刺など)を習得。
一般的な外傷に対する(整形外科的な)トリアージをマスターし、指導医の助言のもとに初期治療・手術計画・説明・周術期の管理ができるようにする。
一般外傷の手術では指導医のもとに執刀し基本的な手術手技を習得。